取扱商品
「信州牛」の美味しさの秘密は、肥育のためだけに開発された特別な飼料にあります。飼料の中身は、地域の食品産業から出てくるさまざまな副産物を醗酵処理した「醗酵飼料」を含んでいます。りんごジュースを絞った後に出るりんご滓、おから、あるいは酒粕などの、いずれも信州の風土や日本人固有の食文化の中から生み出されてきた伝統的な食品の副産物が有効に使われています。このような飼料の効果は、下記のような肉牛の質の向上として表れています。
旨みのもと、良質なアミノ酸やリノール酸を多く含んでいる
肉の旨みがそこなわれにくい
健康によいとされる、脂肪組成となる
独特の芳ばしい香りがある
赤みと脂肪の色調が鮮やかで美しい霜降り状態
肉の旨みがそこなわれにくい
健康によいとされる、脂肪組成となる
独特の芳ばしい香りがある
赤みと脂肪の色調が鮮やかで美しい霜降り状態
食肉に求められているのは、第一に安全性。その次に美味しさ。
この2つの品質レベルを「信州牛」は満たしています。
そのうえ地産地消は、輸送距離を考慮すると”省エネ”に通じ、トレーサビリティー(生産履歴の追跡)の対応も容易です。
「信州プレミアム牛肉」は、県が安全性を認めた農場で育った黒毛和種の中でも、牛肉の香りを高めるオレイン酸含有率と牛肉の脂肪度合いといった客観的なおいしさ基準により、1頭ごとに認定した信州産の牛肉です。
この基準により牛肉のジューシー感や和牛香、脂肪の風味や口どけを保証します。
「信州プレミアム牛肉」として認定される牛肉は、長野県が衛生検査を行い、飼育管理の記帳を確認して認定している「信州あんしん農産物」認定農場から出荷された黒毛和種です。
認定の基準は、胸最長筋(ロース)中の脂肪交雑(BMS-No.)【※1】及びオレイン酸【※2】の含有率数値の両方を満たす以下のパターン(1)、(2)、(3)のいずれかの条件に合致するものです。
(1) | 脂肪交雑7以上(4等級の上限)及びオレイン酸の含有率55%以上 |
(2) | 脂肪交雑5以上(4等級の下限)及びオレイン酸の含有率58%以上 |
(3) | 脂肪交雑8以上(5等級の下限)及びオレイン酸の含有率52%以上 |
【※1】 | 脂肪交雑とは、(社)日本食肉格付協会が牛肉の脂肪の度合いを12段階に区分したものであり、本県の調査では、ジューシー感や和牛香を高めるものです。 |
【※2】 | オレイン酸とは、脂肪酸簡易測定装置で測定する不飽和脂肪酸のひとつであり、本県の調査では脂肪の風味や口溶けを良くするものです。 |
「信州プレミアム牛肉」は、長野県独自の厳しい「安心」基準を
クリアした牛肉です。
『どこで生まれたか、何を食べていたか、誰に育てられたか』などは、「信州あんしん農産物:牛肉個体識別情報検索システム」により調べることができます。(長野県公式ホームページ・WebSite信州より抜粋)